おすすめ 住まいの改修計画

*各項目の詳細は、【長岡京市にあるリフォーム店長】ブログの『住まいで気を付けること』へ


2022年(令和4)4月1日より、建物の所有者は、

リフォーム工事前にアスベスト含有調査と報告が義務化されました。

2022年 京都労働局 発行物



屋根や外壁の塗装(塗り替え・再塗装)は、できるだけ実施しない。

〇 住まいの外壁塗装回数は、1回きりがベスト。

  (例えば、築20年後に1回、築40年後には

  外壁ごと取替など塗料に頼らない)

  美観・営業目的の場合を除きます。

  (分譲・賃貸マンション、店舗・社屋などは、

  常に美しく・清潔感を維持するため)

〇 塗料は風化・劣化し、流れ排出されます。

  どこへ?雨とい→家の排水管→側溝→川へ。

  川や海に沈殿、水質の富栄養化となります。

〇 外壁塗装を推奨、勧誘、外壁塗装を失敗しない

  方法を提唱しているのは、???

☆塗料は、

①保護と美観のためにあります。

②石油化学製品です。


〇 呼称『塗り替え』とは、実質、下記のように既存の壁に重ねて塗る(重ね塗り)工法が、大多数。

 *つまり、塗り替えといっても、塗り替えていないのです。

 *毎回、1軒あたり7~9缶分の重量が加算され、どんどん外壁に重量負担掛けているのです。

 *やがて、いつか重ねた塗った壁が、一挙にめくれる恐れも。結局、壁ごと交換に。

 *衣服でも重ね着は、肩がこりますよね。 

◎ 重ね塗りを少なくするに、屋根や外壁を汚さない・傷めない工夫や維持・改善工法が必要です。

 *汚れていれば、塗らずに足場を組み、洗浄のみもよいかと。車も洗車だけしますよね。


ガスふろ給湯器は、長寿命化のため最適な箇所に設置を。

給湯器のストレスを軽減できれば、長持ちします。

国やガス供給会社、メーカー、販売店は、安全面から見て早期取替を推奨しています。

安全が確保できれば、ふろ給湯器にとっていい場所が。

たとえば、浴槽に隣接してるなど。

 

 


シロアリの薬剤散布は、最終兵器。極力控えましょう。

住まいの床下や壁に虫を駆除する残留薬剤があるのは、人にとっても害があります。

しろありが、家の外で発見したら、木材を食した後、手遅れなのです。食した後に散布は?効果なしです。

大事なことは、住まいの木材が乾燥状態にあるか。含水し、柔らかくなっていないか。食べやすくしていないか。


軒先(屋根先端部から外壁)の長さは、できるだけ確保を。

1 雨や風・日射から外壁を守る役目。

(風化・劣化、メンテナンス時期を遅らせる)

外壁は汚れにくく、塗料も傷みにくくなります。

 

2 窓を通じて四季の太陽光を室内に取り込んだり(冬)、遮ったり(夏)する役目。

(冷暖房のコストダウンや内装材の劣化遅延)

 



屋根の棟(頂上部)は、自然換気する機能の設置を。

家から出る湿気は、意外に多いです。

こもらせることなく、排出させましょう。

瓦の塗料の風化を遅らせ、下地の木材への含水や腐食も軽減されます。

 



屋根瓦は、平型より波型(屋根上の雨とい役目)の選択を。

かわらには、平たいもの(カラーベストや金属系)と波状(和・洋瓦)のものがあります。

降った雨や粉塵をいち早く軒樋へ流すことが、瓦を痛めなくします。(汚れやコケ、雨だれなどの付着防止)

また、瓦の裏も空間が生まれ、通気がよくなり、下地材や防水シート(ルーフィング)の劣化を遅らせます。

 



汚れやすい屋根は、急勾配+北面+スレート葺き(平型)です。

日本における屋根の急こう配が許されるのは、表面摩擦抵抗が大きい『茅(かや)葺き』くらいです。

急こう配の屋根は、誰も得をしません。(デザインされる方だけ?)

道からもよく屋根が見えるので、当然の汚れも目立ちやすく。


雨といの修理や取替は、外壁塗装の計画と同時に検討を。

雨といの交換は、基本的に足場が必要です。(写真左)

雨とい取替だけの足場設置費用は、もったいないです。

建物を囲う足場が設置されているうちに。

美観重視とならないように。異常ありのまま、塗り替え事例多発してます。

意外と雨といは、経年化すると太陽光や雨水たまりによって、変形します。

変形はさらに勾配不良になり、流れにくくなります。変形は取替のサイン。